ホーム  部屋のTOP  データ一覧

種(亜種)データ

連番 215 DNA/ID 0245,0330,0651,0771
亜科 DENDROMETRINAE カネコメツキ亜科 Dendrometrini カネコメツキ族
Limoniscus yamato
和名 ヤマトカネコメツキ 命名者 Kishii, 1998
分布 HONSYU,SHIKOKU,KYUSHU;
成虫活動(月)  5~7 サイズ小~大mm 11 13
情報  Gambrinus yamato (Kishii, 1998)
 (ZOOTAXA 4683(3):301-335 2019 _Generic Reclassification of Limonius Eschscholtz, 1829 (Elateridae: Dendrometrinae) sensu Candèze 1860 of the World _FRANK E. ETZLER)

 (昆虫学評論44(2), Dec., 1989 Kishii 及び 同57(2), Oct.,2002 Kishii に本種の検索あり)
L. yamato Kishii, 1998 , L. hinakurai Kishii, 1998 は従来は L. niponensis の名で報告されていたが、Kishii(1998)は、このニホンカネコメツキは北海道の固有種で、本州以南に分布する個体群は別の2種からなると判断し、それぞれ上記2種に用に命名した。ヤマトカネコメツキは一般に低山帯などで見られ、体毛が黄金色で、雄交尾器側片先端の鈎状部基部が単純に丸く剔られ、その後方で側縁は外側へ膨らむことはなく、細く単純に基部片に向け太まる。シナノカネコメツキはより高地の草原の多い林間部で見られ、体毛は銀白色、雄交尾器側片先端鈎状部の基部は強く丸く剔られ、その後方で側縁は明瞭に外方へ膨らみ基部片方向に伸びる(ねじればね105,Jun.,2003 岸井)。
 Lewisが記載した niponensis は、本土産について、niponensis と hinakurai に分割された。本種は低山性(細川浩司氏蒐集の邦産コメツキムシ 地域甲虫自然史第2号 2006 日本甲虫学会 岸井)
(Journal of Asia-Pacific Entomology 21(2018) 有本晃一・有本久之 Description of a new species and redescription of two species of the genus Limoniscus Reitter (Coleoptera, Elateridae, Dendrometrinae) from Japan)。同論文には、日本産23種のLimoniscus の検索あり
写真   標本データ  
写真情報  mixi コメツキムシ談話会(渡辺昭彦)    
 前ページ       次ページ