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種(亜種)データ

連番 240 DNA/ID  
亜科 DENDROMETRINAE カネコメツキ亜科 Hemicrepidiini ツヤハダコメツキ族
Hemicrepidius (Pseudathous) sinuatus satouchii
和名 コクロツヤハダコメツキ 命名者 Kishii, 1961
分布 Yakushima Is.;
成虫活動(月)  7~8 サイズ小~大mm 10 15
情報  (昆虫学評論56(2),Dec.,2001 Kishii)(Bull. Heian High School 42 1999 A check-list of the family Elateridae from japan (Coleoptera))
 大平博士(1987)の研究で独立種であることが判明(1987)したsinuatus Lewis の屋久島亜種とみなすべき(昆虫学評論43(2), 179-184, Dec., 1988 Kishii)。
 済州島にも別亜種(insularis) (ねじればね111,Nov.,2004 岸井) ※secessus yakuanusに対し、高地帯に見られるコガタでスリムな個体群は、別種 H. sinuatus の亜種 satouchii である(Kishii,1999:36)(昆虫学評論56(2), Dec.,2001 Kishii)(細川浩司氏蒐集の邦産コメツキムシ 地域甲虫自然史第2号 2007 日本甲虫学会 岸井)。
 やや細く小さい種です。上記2種に比べ高標高地(ブナ帯付近以上くらい)で見られます。上翅の色は黒~暗褐色~黄褐色と連続的に変異します。中部や関東山地では上翅は黒い個体が多く褐色のは少ないですが、中国・四国地方では少なくからず混じって得られます。条線がやや浅く点刻が細かく光沢の強い個体が多いようです(コメツキムシ談話会#36)。
 ヤクシマクロツヤハダコメツキで記述(昆虫と自然 5(7),1970 日本のコメツキムシ(Ⅴ) 大平)
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