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種(亜種)データ

連番 273 DNA/ID  
亜科 DENDROMETRINAE カネコメツキ亜科 Prosterini ヒラタコメツキ族
Acteniceromorphus chlamydatus
和名 ベニバネフトヒラタコメツキ 命名者 (Lewis, 1894)
分布 HONSHU,SHIKOKU,KYUSHU;
成虫活動(月)  4~6 サイズ小~大mm 12 14
情報  ♂は11-12mm、♀は13-14mm。本州関東以西。
 G. Lewis が1881年に熊本県湯山で採集した雄個体に基づき記載。A. fulvipennis と比較考証(昆虫学評論25(1,2), Aug., 1973 大平)
(細川浩司氏蒐集の邦産コメツキムシ 地域甲虫自然史第2号 2006 日本甲虫学会 岸井)では Acteniceromorphus 属で記述しているが、(大阪市立自然史博物館所蔵甲虫類目録(3)コメツキムシ科 水野・岸井 2014)では、Liotrichus (Acteniceromorphus) で亜属扱い。
 成虫は春に出現し、平松(1977)によれば和歌山県護摩ノ壇山では5月中旬頃から6月上旬頃にかけて発生し、カエデやミズキの花上で得られると記している。また、有本は(1988)長野県では、4月から6月頃にかけて出現し花や新芽に集まることを記録。そのほか、大平・島地(1975)は三重県平倉演習林で1968年4月4日に1雄個体が灯火に飛来したことを報告。本種はドウガネヒラタコメツキによく似た習性を有するようだ。(昆虫学評論48(1),Jul.,1993 大平)
(昆虫と自然 5(9),1970 日本のコメツキムシ(Ⅵ) 大平)
(A TAXONOMIC STUDY OF THE JAPANESE ELATERIDAE (COLEOPTERA), WITH THE KEYS TO THE SUBFAMILIES, TRIBES AND GENERA Dec. 1987 岸井)162

写真 標本データ  
写真情報 31.Ⅴ.2015 鳥取県大山町槇野 門脇久志採集・管理人保管    
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