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種(亜種)データ

連番 444 DNA/ID  
亜科 NEGASTRIINAE ミズギワコメツキ亜科 Negastriini ミズギワコメツキ族
Oedostethus (Futomigiwa) rivalioides
和名 フトミズギワコメツキ(ミヤマチビミズギワコメツキ) 命名者 (Kishii, 1962)
分布 HOKKAIDO,Rishiritou Is.,HONSHU;
成虫活動(月)  7~8 サイズ小~大mm 3 4
情報  岸井(1976)により新設された属で、寒冷地で分化したグループのようで、基準種(本種)は、上高地、大雪山、利尻島などからの分布が知られている。しかし、♀内部の生殖器のbursa copulatrixの形状は、Oedostethus によく一致するので、本属の亜属として位置づけるのが適当(越佐昆虫同好会々報 第66号 (1988) 日本産ミズギワコメツキ亜科の属の分類について 大平)。

   羊蹄山では1,800~1,880mの高山風衝地帯の糖蜜トラップに多数の個体(層雲峡博物館研究報告No.10 Mar. 1990 大平・保田 層雲峡とその周辺のコメツキムシ(4))、利尻山のトラップ誘引(層雲峡博物館研究報告No.11 Mar. 1991 大平・保田 利尻山で見出された6種のコメツキムシ)

 (絵解きで調べる昆虫(2013) コメツキムシ 大平)では(Futomigiwa)亜属は記述されていない。

 (大阪市立自然史博物館所蔵甲虫類目録(3)コメツキムシ科 水野・岸井 2014)では、Futomigiwa 属で記述。

 利尻島の記録(利尻島の甲虫目録その1 利尻研究(43),Mar.,2024,柏崎昭)。

 体は黒色で幅広く、やや扁平状で光沢を有する。触角の第2,3節と脚は黄褐色。全体に黄みがかった毛を生じる(昆虫と自然 5(2), 1970 日本のコメツキムシ(Ⅲ) 大平)。

  (A TAXONOMIC STUDY OF THE JAPANESE ELATERIDAE (COLEOPTERA), WITH THE KEYS TO THE SUBFAMILIES, TRIBES AND GENERA Dec. 1987 岸井)445

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