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種(亜種)データ

連番 524 DNA/ID  
亜科 MELANOTINAE クシコメツキ亜科 Melanotini クシコメツキ族
Melanotus (Melanotus) fortnumi yezoensis
和名 エゾマルクビクシコメツキ 命名者 Ôhira, 1992
分布 HOKKAIDO,Yagishiritou Is.;
成虫活動(月)   サイズ小~大mm 7 10
情報   農作物の根茎を加害するコメツキムシ類は桜井(北海道に於いて農作物を害する針金虫類 昆虫 16(1) 1942)の研究の中で記録されているが、本州とは若干の相違がある。体は黒色で細長くて両側は平行状。触角の第2,3節は短小で球形状、これら第2,3節を合わせたものは第4節の1/2の長さ。雄交尾器図示(Jezoensis No.18 1991 北海道とその周辺のコメツキムシ(Ⅴ) 大平)。
 北海道の個体は本州に比べ一般に大型で、前胸背や触角など違いがあることから、亜種とした(越佐昆虫同好会々報 No.74 1992 大平)。  
 サロベツ原野の海岸近くの糖蜜トラップに誘引(層雲峡博物館研究報告No.12 Mar. 1992 大平・保田 サロベツ原野のコメツキムシ
 基亜種にくらべ、大型、前胸背板は梯形状に近く、背板はより粗雑な点刻をより密に分布。触角はより短く、第4節は鉈状に近い(同越佐会報)。

 (jezoensis no.13 1986 天売島、焼尻島のコメツキムシについて 大平・楠井)
写真 標本データ  
写真情報 農業環境技術研究所    
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