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種(亜種)データ

連番 532 DNA/ID 0156,0189,0344ー0347,0442,0444,0447,0448,0456,0479,0480,0523,
0565,0566,0569,0607,0832,0848,0924
亜科 MELANOTINAE クシコメツキ亜科 Melanotini クシコメツキ族
Melanotus (Melanotus) legatus legatus
和名 クシコメツキ 命名者 Candèze, 1860
分布 HOKKAIDO,Rishiritou Is.,Teuritou Is.,Yagishiritou Is., HONSHU,Tobishima Is.(Yamagata),Awashima Is.(Niigata),Sado Is.,Hegura Is.(Ishikawa),Kanmurijima Is.(Kyoto),IzuOshima Is.,Awajishima Is.,Oki Isls., SHIKOKU, KYUSHU,Okinoshima Is.(Fukuoka),Tsushima Is.,Iki Is.,DanjoOshima Is.,DanjoMeshima Is.,Goto Isls.,Shimokoshikijima Is.;
成虫活動(月)  5~8 サイズ小~大mm 14 20
情報  普通。灯火によく集まる。 (昆虫と自然 6(9),1971 日本のコメツキムシ(Ⅸ) 大平)
 (jezoensis no.13 1986 天売島、焼尻島のコメツキムシについて 大平・楠井)
 (げんせい (9) 12.1959 大平 数種の高知県産コメツキムシ科の幼虫)

 隠岐諸島の記録(ホシザキグリーン財団研究報告特別号第23号_2019.03_隠岐諸島産昆虫類の調査_林・門脇)
 沖ノ島(福岡宗像市)の記録(KUROSANA(75)2007 福岡県沖ノ島の甲虫相、城戸克弥)
 下甑島記録(SATSUMA No.162 Mar.,2019 甑島列島の甲虫類 今坂庄一)
 利尻島の記録(利尻島の甲虫目録その1 利尻研究(43),Mar.,2024,柏崎昭)。

  (A TAXONOMIC STUDY OF THE JAPANESE ELATERIDAE (COLEOPTERA), WITH THE KEYS TO THE SUBFAMILIES, TRIBES AND GENERA Dec. 1987 岸井)414a

 ヒメクシは,クシに比べるとほんの少し小さい個体が多いですね.前胸背板の点刻が粗いのでこの点も注意です.雄は触角が前胸背板の後角に届くかほんの少し出る程度なので,クシとヒメクシが入っていると,双方を見比べると区別がつくと思います.♂の交尾器は写真のように中央片が太く,先端手前で急に狭まるという特徴があります.クシの方は,細長く,先端も徐々に狭くなり尖りますので,区別は容易です.雌は共に触角が短いので区別は容易ではありませんが,慣れてくると,前胸背板の形状(両側がよりまるまる)や点刻の状態に区別できるようになります.それと,採集される時期に違いがあるかもしれません.(コメツキムシ談話会#23 2013.8.20)。
 ♂交尾器中央片の先端が徐々に細く尖っていたら,クシかルイスクシ,太くて急に狭まり尖っていたら,ヒメクシ。クロツヤクシは♂の交尾器の側片先端にはクチバシ状の外縁突起がありません。のっぺらぼうなんです(コメツキムシ談話会#19同定お願いコーナー [622,627])。

写真 標本データ  
写真情報 mixi コメツキムシ談話会(渡辺昭彦)    
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