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種(亜種)データ

連番 538 DNA/ID  
亜科 MELANOTINAE クシコメツキ亜科 Melanotini クシコメツキ族
Melanotus (Melanotus) loochooensis tanchamelis
和名 タンチャメクシコメツキ 命名者 Ôhira, 1967
分布 TokaraNakanoshima Is.,TokaraAkuseki Is.,TokaraTakarajima Is.,AmamiOshima Is.,Kikaigashima Is.;
成虫活動(月)  4~7 サイズ小~大mm 17 19
情報  奄美大島では,本種は森林性で大平(1995)に若干ふれたように,昼間のピーティングなどでは見いだすことは少ないが,夜にはライト・トラップによく飛来する。成虫は主として4月から5月にかけて出現し7月ころには個体数は少なくなる。幼虫は森林の土中にいるものと思われるが,まだ判明していない(北九州の昆虫 No45.1 Aug 1998 大平)。本論文では亜種として記述。

 喜界ヶ島からの記録(ねじればね74,Dec.,1996 岸井)。

  (The Bulletin of Aichi Univ. of Education 18, Feb.,1969 The Elateridae of the Ryukyu Archipelago, VI (Coleoptera) 大平)、(昆虫と自然 6(9),1971 日本のコメツキムシ(Ⅸ) 大平)では、M.(M.) tanchamelis で種扱い。

トカラ列島や奄美大島産のものがタンチャメクシコメツキM. tanchamelis Ôhira, 1967 として記載されることもあった。Kishii (1974) は、徳之島産のものをタンチャメの亜種 M. t. tamurai としたが、日に、トカラ、奄美大島、徳之島のタンチャメはリュウキュウクシのシノニムとして処理する一方で、石垣島、西表島、与那国島のものは、リュウキュウクシの別亜種にすべきだとしている (Kishii, 1999) (さやばねN.S. No.37, Mar.2020, 渡嘉敷島から発見されたリュウキュウクシコメツキ、鈴木亙・松村雅史)。

  (A TAXONOMIC STUDY OF THE JAPANESE ELATERIDAE (COLEOPTERA), WITH THE KEYS TO THE SUBFAMILIES, TRIBES AND GENERA Dec. 1987 岸井)417b

 記載論文(BULLETIN of the Japan Entomological Academy Vol.3, No.5, Dec., 1967 大平)

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