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種(亜種)データ

連番 598 DNA/ID  
亜科 ELATERINAE コメツキ亜科 Ampedini コメツキ族
Ampedus (Ampedus) chlamydatus
和名 ホソアカコメツキ 命名者 (Lewis, 1894)
分布 HONSHU;
成虫活動(月)  4~7 サイズ小~大mm 9 10
情報  比較的希。低山里山雑木林に分布。体は黒色で光沢を有し,頭部,前胸背板,小盾板などは黒色で,上翅は濃赤褐色である。前胸背板はオパール色の光彩を有しない。小顎枝の末端節,触角の基部節,肢の腿節と脛節などは黒褐色であるが,他の節は暗褐色である。体毛は黒色で, 頭部と前胸背板にはやや長い毛を生じる。頭部の前頭部は緩く膨隆し,点刻はやや粗雑に印する。前頭横隆線の前縁中央部は多少とも抑圧され,下方に湾曲する。前胸背板は幅より長く,両側は漸次後方に幅広くなる。また,後角末端部はやや内方に湾曲してとがる。前胸背板上の点刻は円形の深い中点刻を一様に規則的に印する。触角の末端は,前胸背板の後角よりやや長い。第2節は短小で幅よりやや長く,第3節は倒円錐状で,第4節から顕著に鋸歯状を呈し,第4節は第3節の約2倍の長さである。前胸腹板突起は,前肢基節腔を越えてから緩く内方に湾曲して伸長し,末端近くで水平状になり,鋭角状の段刻を生じる。上翅の条線は明瞭に印し,間室部は弱く隆起し,不規則なしわ状である。(甲虫ニュース No.146 Jun 2004 大平)
 細長い前胸背板や翅鞘の末端部が黒色をしていることと、触角の第2,3節が短小(昆蟲41(1)1973 日本産コメツキムシの知見(ⅩⅣ) 大平)   (昆虫と自然 6(4),1971 日本のコメツキムシ(Ⅷ) 大平)
  (A TAXONOMIC STUDY OF THE JAPANESE ELATERIDAE (COLEOPTERA), WITH THE KEYS TO THE SUBFAMILIES, TRIBES AND GENERA Dec. 1987 岸井)259

写真 標本データ  
写真情報 15.IV.1984 東京都八王子市高尾山 鈴木亙提供    
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