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種(亜種)データ

連番 741 DNA/ID 0516
亜科 ELATERINAE コメツキ亜科 Ampedini コメツキ族
Kometsukia vesticornis
和名 クロアメイロコメツキ (アメイロコメツキ) 命名者 Kishii, 1957
分布 HONSHU,KYUSHU,Yakushima Is.;
成虫活動(月)  7~8 サイズ小~大mm 9 12
情報  少ない。灯火に集まる。今までに記録された大部分の標本は,灯火で得られている(北九州の昆虫 No.45.2 Dec 1998 大平)。

  体は黒褐色(黒飴色)で,触角と肢は赤褐色,体毛は褐色で,体形と体色の概要は雄個体と同じである。 触角は短く,末端は前胸背板の後角には達しない。第2節は短小で幅と長さはほぼ等しく,第3節は第2節よりやや長く,第4節から鋸歯状を呈し,第4節は第3節の2倍程度で,第2・3節を合わせたものよりわずかに長い程度である。前胸背板の後角背面の各2本の隆起腺は, きわめて明瞭に印する。 本種の雌については,豊島(2003)が近属で類似種のアラハダチャイロコメツキReitterelater rugipennisと比較して,触角には直立状毛がないとしている(甲虫ニュース No.147 Sep 2004 アメイロコメツキの雌の形態について 大平・豊島健太郎・堀繁久)。

 茨城県の記録:UVトラップで1♀捕獲(月刊むし No.625,Mar.,2023 茨城県初記録を含む甲虫類の記録 公文保幸)。

  (昆虫と自然 6(4),1971 日本のコメツキムシ(Ⅷ) 大平)

  (A TAXONOMIC STUDY OF THE JAPANESE ELATERIDAE (COLEOPTERA), WITH THE KEYS TO THE SUBFAMILIES, TRIBES AND GENERA Dec. 1987 岸井)220

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