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種(亜種)データ

連番 768 DNA/ID 0536,0635
亜科 ELATERINAE コメツキ亜科 Megapenthini ツヤケシコメツキ族
Megapenthes makiharai
和名 オガサワラツヤケシコメツキ 命名者 Ôhira, 2005
分布 OgasawaraChichijima Is.,OgasawaraOtoutojima Is.,OgasawaraNishijima Is.,OgasawaraHahajima Is.,OgasawaraMinamiioujima Is.;
成虫活動(月)  6~7 サイズ小~大mm 7 8
情報   オガサワラホソキコメツキに類似するが、体はより大型で、体色の濃色(森林総合研究所研究報告 Vol.4,No.1(No.392),Mar 2005 槇原・大平)。

 下記論文での母島の新種との関係は不明。和名については、本種が先取している。また、同種であった場合、yahiroi はシノニムか。(M. shirozuiとその近縁種について)
 屋久島で白水博士が採集し記載以降、広い地域で類似種の分布が判明し、検討の結果、本土産は別亜種 narukawai 、対馬産は seinoi 、奄美大島産は taichii 、宮古島産は yagii 、小笠原母島産は yahiroi とした。 小笠原母島桑の木山で八尋勝弘氏が採集。雌は未知。(昆虫学評論61(1),Jun.,2006 Kishii)。

 属の検索表 (Gamepenthes, Abelater, Procraerus, Sawadapenthes, Megapenthes, Melanoxanthus, Xanthopenthes, Hayekpenthes, Ganoxanthus)(昆虫学評論 22(2), Jul.,1970 大平)。

 南硫黄島記録(小笠原研究44,2018 南硫黄島の昆虫相とその特殊性  森・苅部・岸本)

 西島新記録。母島でのライト付き地面FITによる調査で、夜間に活動することが明らかになっている。Megapenthes 属の第5腹部腹板に性徴が認められるグループと認められないグループがあることを確認した。M.yahiroi との関係を検討し、kusuiiについては、西島の分布を除外した(さやばねN.S. 40 ,Dec.2020_マレーズトラップにより採集された小笠原諸島西島のコメツキムシ_鈴木・槇原 )。

 小笠原諸島弟島の記録(さやばねN.S.(48) Dec.2022,小笠原諸島弟島のコメツキムシ 鈴木)


 
写真 標本データ  
写真情報 槇原寛 森林総合研究所    
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