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種(亜種)データ

連番 94 DNA/ID  
亜科 AGRYPNINAE サビキコリ亜科 Chalcolepidiini ウバタマコメツキ族
Cryptalaus yamato
和名 オオウバタマコメツキ 命名者 (Nakane, 1957)
分布 HONSHU,SHIKOKU,KYUSHU: Korean
成虫活動(月)  6~8 サイズ小~大mm 25 35
情報   属の解説(月刊むし234,Aug.,1990, ウバタマコメツキ属とその近属について 大平)
(昆虫と自然 4(11), 1969 日本のコメツキムシ(Ⅱ) 大平)

 中国地方から再発見された。最近、朝鮮半島(韓国)で発見された。ウバタマとオオウバタマの識別点(さやばねN.S.(46) June 2022 中国地方から再発見されたオオウバタマコメツキについて 鈴木・大生唯統)。

 韓国の記録(Choi, I., S. Lee, W. Suzuki, S. Choi, & J. Lim, 2019. Taxonomic review of the predatory genus Cryptalaus Ôhira( Coleoptera: Elateridae) from Korea with a new record of C. yamato Nakane). Journal of Asia-Pacific Biodiversity, 12: 223–230.)

 生態(コナラ材、ヤマナラシ樹液)について(さやばねN.S.(48) Dec.,2022 オオウバタマコメツキの生態に関する若干の知見 鈴木亙・松井悠樹・大生唯統)

 新潟県信濃川河川敷のヤナギ類の立ち枯れで越冬個体を採集(月刊むし 631 Sept. 2023 オオウバタマコメツキ新潟県の記録 須田亨・渡貫修太朗)

(A TAXONOMIC STUDY OF THE JAPANESE ELATERIDAE (COLEOPTERA), WITH THE KEYS TO THE SUBFAMILIES, TRIBES AND GENERA Dec. 1987 岸井)44


mixi コメツキムシ談話会 トピック

#11 [ウバタマコメツキ]
[9] オオウバタマコメツキは3時頃からイヌシデに飛来する。

#12 [ 日本産ウバタマコメツキ]
[1] オオウバタマコメツキ 体下面の毛 黄色い
  ウバタマコメツキ 灰白色
[4],[5] ウバタマがマツ、フタモンウバタマがシデ、オオウバタマがイヌシデ [11] フタモンは灯火で普通に採れます(灯火以外では難しい)。ウバタマとオオウバタマですが、色以外に体型でも簡単に区別できます。全胸の最大幅が中央より前(前3分の1あたり)=ウバタマ 全胸の最大幅が中央より後ろ(前から5分の3あたり)=オオウバタマ [15] 確かにフタモンは灯火によく集まりますね、そして夜行性です。それに反して、ウバタマは、昼行性ですね、灯火にも来た記憶はありません。オオウバタマも昼行性ですので、恐らく灯火には来ないでしょう。生態はかなり違いますね。系統的にも、ウバタマの様な瓢箪型のものとフタモンのように筒状のもので少し違っているように思います。東南アジアではこの他にも扁平なグループや、スラウェシにいるような背中に突起のあるものもいます。現在われわれがウバタマと言っているものには雑多なグループが入り混じっているように思います。いずれDNA解析やその他の方法で解明されることを期待します。
写真   標本データ  
写真情報  mixi コメツキムシ談話会(有本久之)    
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