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種(亜種)データ

連番 907 DNA/ID 0206,0799
亜科 ELATERINAE コメツキ亜科 Synaptini クチブトコメツキ族
Glyphonyx dalopioides
和名 クロスジクチボソコメツキ 命名者 Nakane, 1958
分布 HOKKAIDO?,HONSHU,SHIKOKU,KYUSHU;
成虫活動(月)  6~9 サイズ小~大mm 4 6
情報  分布は局所的。河川敷周辺で見つかる。灯火に飛来することもある。  本種は本州(青森県まで分布),四国,九州の各地に広く分布しており,新潟県での馬場(1981)による観察によれば,成虫の出現期は6月下旬から8月下旬頃までである。幼虫については大平(1962)による研究があり,幼虫は主として河川周辺の砂壌土中に生息し,老熟した個体は5月下旬頃から6月上旬頃にかけて桶化し,桶室内で羽化した新成虫は,しばらくそこにとどまった後地上へ脱出する。 本種はここで扱った他の種に比して,比較的低地帯の河川周辺の雑草地,雑木林,笹葉上などに主として見出されているようで,幼虫の生息場所ともよく一致している(北九州の昆虫 No.36.3 Mar 1989 大平)。
 上翅は黄褐色であるが会合線部は黒色(青森自然誌研究(11) Mar. 2006 青森県屏風山周辺のコメツキムシ類について(2) 大平・山内)。
(昆虫と自然 6(11), 1971 日本のコメツキムシ(Ⅹ)大平)
  (A TAXONOMIC STUDY OF THE JAPANESE ELATERIDAE (COLEOPTERA), WITH THE KEYS TO THE SUBFAMILIES, TRIBES AND GENERA Dec. 1987 岸井)377

写真 標本データ  
写真情報 13.Ⅷ.2017 千葉県木更津市小櫃川 管理人採集・所蔵    
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