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種(亜種)データ

連番 144 DNA/ID 0278,0364,0365,0631,0822(仙台),0861(小国)
亜科 DENDROMETRINAE カネコメツキ亜科 Hypnoidini ヒサゴコメツキ族
Homotechnes motschulskyi motschulskyi
和名 ミヤマヒサゴコメツキ 命名者 (Fleutiaux, 1902)
分布 HONSHU;
成虫活動(月)   サイズ小~大mm 7 13
情報  本州・四国の高山部中心に点々と分布しているが、後翅が退化しそれぞれの山地ごとに亜種として分化したと考えられている。コウツミヤマヒサゴコメツキ(kurotai Ôhira)の観察によると(黒田1995)、通常石の下や枯れ葉の中に潜み、昼夜関係なく活動。生存日数は35~63日。幼虫は活発に行動し、強い捕食性を有する(大平,1962)。
  中禅寺湖東南岸個体群が原名亜種に相当する特徴あり(昆虫学評論 61(2),Dec,2006 岸井)。
 原名亜種産地は日光かその周辺と言われているが、中禅寺湖畔の半月山山麓車道脇の石下から幼虫採集(月刊むし 466 dec 2009 大平・大川)。
 立山及び木曽駒ヶ岳の幼虫分析(昆蟲(26)1958,日本産コメツキムシ科幼期の形態に関する研究(I),大平)。

 (昆虫学評論 61(2),Dec,2006 On the Subspecies of Homotechnes motschulskyi (FLEUTIAUX, 1902)(Coleoptera: Elateridae) from Tochigi Prefecture, Japan 岸井)に栃木県各亜種の分布図。原名亜種、ondai, yamizo, aizu, shimotsuke, shiobarensis, kengoi, nyohou, yashu, kohshin, ozaku, ohkawai, gyoudou, karasawa の14亜種。

 女峰山と半月山のどちらがタイプか、真の産地についてはさらに検討必要(神奈川虫報(207) _2022_ミヤマヒサゴコメツキ23亜種のタイプ産地と生息環境について_鈴木・大川秀雄)。

(昆虫と自然 5(9),1970 日本のコメツキムシ(Ⅵ) 大平)
(A TAXONOMIC STUDY OF THE JAPANESE ELATERIDAE (COLEOPTERA), WITH THE KEYS TO THE SUBFAMILIES, TRIBES AND GENERA Dec. 1987 岸井)70a
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