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連番 |
199 |
DNA/ID |
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亜科 |
DENDROMETRINAE カネコメツキ亜科 |
族 |
Dendrometrini カネコメツキ族 |
属 |
Limoniscus |
種 |
hinakurai |
和名 |
シナノカネコメツキ |
命名者 |
Kishii, 1998 |
分布 |
HONSYU; |
成虫活動(月) |
5~8 |
サイズ小~大mm |
12 |
13 |
情報 |
Gambrinus hinakurai (Kishii, 1998)
(ZOOTAXA 4683(3):301-335 2019 _Generic Reclassification of Limonius Eschscholtz,
1829 (Elateridae: Dendrometrinae) sensu Candèze 1860 of the World _FRANK
E. ETZLER)
(昆虫学評論44(2), Dec., 1989 Kishii 及び 同57(2), Oct.,2002 Kishii に本種の検索あり)
ヒナクラカネコメツキの名称もあるようであるが、ねじればね105では、シナノカネコメツキで記述。 L. yamato Kishii, 1998
, L. hinakurai Kishii, 1998 は従来は L. niponensis の名で報告されていたが、Kishii(1998)は、このニホンカネコメツキは北海道の固有種で、本州以南に分布する個体群は別の2種からなると判断し、それぞれ上記2種に用に命名した。ヤマトカネコメツキは一般に低山帯などで見られ、体毛が黄金色で、雄交尾器側片先端の鈎状部基部が単純に丸く剔られ、その後方で側縁は外側へ膨らむことはなく、細く単純に基部片に向け太まる。シナノカネコメツキはより高地の草原の多い林間部で見られ、体毛は銀白色、雄交尾器側片先端鈎状部の基部は強く丸く剔られ、その後方で側縁は明瞭に外方へ膨らみ基部片方向に伸びる(ねじればね105,Jun.,2003
岸井)。
(Journal of Asia-Pacific Entomology 21(2018) 有本晃一・有本久之 Description of a
new species and redescription of two species of the genus Limoniscus Reitter
(Coleoptera, Elateridae, Dendrometrinae) from Japan)。同論文には、日本産23種のLimoniscus
の検索あり
カネコメツキ類は、概ね10mm前後の中型種ですが、分厚くかっちりした体型に金属光沢や鮮やかな斑紋、色彩などの種も多く人気の高い?グループです。その主要属のカネコメツキLimoniscus属は、前胸背板後縁角が鳶口状に内方に突出する点で判りやすく、国内から20種余り記録されています。 その中で、ニホンカネとその近似種は特徴ある一群を形成しています。上記2種以外に、シンシュウカネコメツキL.
hinakurai Kishii,1998があり、さらに北海道から雌1頭で記載以降記録の無いアイヌカネコメツキL. ainu (Ôhira,1968)もおそらくこの群に入ります(コメツキムシ談話会#19同定お願いコーナー
[248])。 |
写真 |
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標本データ |
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写真情報 |
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