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種(亜種)データ

連番 333 DNA/ID 0334,0429,0549,0850
亜科 DENDROMETRINAE カネコメツキ亜科 Prosterini (Actenicerini) ヒラタコメツキ族(シモフリコメツキ族)
Actenicerus giganteus
和名 ヨコヅナシモフリコメツキ 命名者 Kishii, 1975
分布 HONSHU;
成虫活動(月)  5~7 サイズ小~大mm 20 27
情報  岩手県あたりから広島県の山間部里山付近広葉樹林に点々と分布し、個体数は少ない。湿潤地の周辺林縁に多いと言われている(月刊むし 466 dec 2009 水野谷・田村、大川)。
 大型であること、触角第3節が倒円錐状で第4節から鋸歯状など。  本種は最初にKishii(1975) が、東京都高尾山で得られた♂個体から記載。成虫は主に5月から6月頃にかけて出現しているが、多くの個体が一度に見出された例は少ない。しかし、岸井・山屋(1994)は新潟県湯沢町の山林で13個体を見出したとされ、場所によっては多くの個体が見出される可能性がある。岸井は「草原を伴った中程度の丘陵的山頂部で採れることが多い」、山屋は「多年生植物からなる草原や谷沿いに見られる」としている。本種は標高1,000mまでの雑木林に中の湿地のある開けたところに分布しているが、より高山帯の湿地には分布していない。また、灯火に飛来した例はまだ知られていない(南紀生物 48(1), 2006 大平)。
  ヨコヅナとの区別点は、・微毛班は暗褐色と褐色で構成され、灰色微毛はない(オオシモフリでは灰色微毛を交える) ・極めて大型(小型個体でも20mmを超える)・上翅の間室がほとんど膨隆しない(のっぺりした感じ)・強い銅色(個体により緑~青色身を帯びることが多い)の金属光沢を持つ (コメツキムシ談話会#19同定お願いコーナー [531,616])。
 (Elytra 36(1),May,2008 分子系統解析 大場・大平)
 (日本産シモフリコメツキ属の研究(2) Bull. Of the HEIAN high school No.24 Jun 1980 岸井)
  (A TAXONOMIC STUDY OF THE JAPANESE ELATERIDAE (COLEOPTERA), WITH THE KEYS TO THE SUBFAMILIES, TRIBES AND GENERA Dec. 1987 岸井)166
 記載 ( Some New Forms of Elateridae in Japan (VIII) Bull. Heian High School Kishii 1975 )
写真   標本データ  
写真情報  mixi コメツキムシ談話会(渡辺昭彦)    
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