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種(亜種)データ

連番 334 DNA/ID 0190,0209,0217,0226,0239,0431,0436,0626
亜科 DENDROMETRINAE カネコメツキ亜科 Prosterini (Actenicerini) ヒラタコメツキ族(シモフリコメツキ族)
Actenicerus kiashianus
和名 キアシシモフリコメツキ(ホソシモフリコメツキ) 命名者 (Miwa, 1928)
分布 HOKKAIDO,HONSHU;
成虫活動(月)  4~7 サイズ小~大mm 11 14
情報  「秋田県のコメツキムシ 尾崎・佐藤・沼田・加納 2006 秋田自然史研究会」では、ホソシモフリコメツキで記述。
 本州中国地方から北海道渡島半島一部に分布(yezoensis No.25 1998 大平)。
 北海道最初の記録(Jezoensis No.18 1991 北海道とその周辺のコメツキムシ(Ⅵ) 大平)
 クロシモフリヒラタコメツキで記述(昆虫と自然 5(9),1970 日本のコメツキムシ(Ⅵ) 大平)

 北海道大学のホロタイプC.pruinosus var.kiashianus MIWA を検証し、yamashitai Ôhira,1968 ホソシモフリコメツキの雌個体と判明し、命名法上の処理(昆蟲58(3)1990 日本産コメツキムシ科の知見(XXIII) 大平)。
 MIWA(1928) により日光の中禅寺で採集された個体に基づいて、シモフリコメツキ変種として命名して記載されたが、北海道大学に原記載と一致する標本が有り、大平が調査した結果、雄ではなく雌で有り、独立種であることが判明し、大平(1990)は命名上の処理を行った。  標高500~1,000m内外の山地の雑木林帯に分布しており、成虫は4月上旬頃から7月中旬にかけて現れ、花上や新芽や笹葉上などからも見出される。分布状況からみて、幼虫の湿地嗜好性はあまり強くないように思われる。(南紀生物 50(1), 2008 大平)

(日本産シモフリコメツキ属の研究(2) Bull. Of the HEIAN high school No.24 Jun 1980 岸井 )
(Elytra 36(1),May,2008 分子系統解析 大場・大平)

 黄赤色の脚部は特徴の一つであるが、一般には脚部が褐色または黒色の個体も普通で、pruinosus の変種として記載され、また以前 yamashitai ともされていた種。puruinosus や yamashiro と似るが、前胸背板点刻は大きく極めて密で点刻間は殆ど接している(細川浩司氏蒐集の邦産コメツキムシ 地域甲虫自然史第2号 2006 日本甲虫学会 岸井)
  (A TAXONOMIC STUDY OF THE JAPANESE ELATERIDAE (COLEOPTERA), WITH THE KEYS TO THE SUBFAMILIES, TRIBES AND GENERA Dec. 1987 岸井)177

写真 標本データ  
写真情報  7.Ⅵ.2016 青森市酸ヶ湯 管理人採集・所蔵    
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