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種(亜種)データ

連番 36 DNA/ID 0446,0559
亜科 AGRYPNINAE サビキコリ亜科 Agrypnini サビキコリ族
Agrypnus (Colaulon) hypnicola
和名 コガタヒメサビキコリ 命名者 (Kishii, 1964)
分布 HONSHU,IzuOhshima Is.,Oki Isls.,SHIKOKU,KYUSHU,Tsushima Is.Iki Is.Shimokoshikijima Is.;Korean
成虫活動(月)  3~10 サイズ小~大mm 7 9
情報  本種は、Kshiii が京都市木津川河原で採集された個体を基準として新種記載された。主として本州中部から北陸以西の本州、四国、九州各地から記録されていて、分布北限は新潟県から栃木県あたりである。また、大平が伊豆大島からA. (C.) scrofilia(チャイロヒメサビキコリ)と命名して記録した種は、本種のシノニムとされている(比和科学博物館報告第43号 2004.3 大平)。
 本種は平地の水分を含む土質を好む(板橋区の昆虫類 1986 鈴木)、渡辺は灯火で得られている(岡山県のコメツキムシ 1997渡辺昭彦)。
 地域によって体型や体色に変化が見られ、関東地方の低地や海浜近くに分布するものは暗褐色を呈するし、伊豆大島は栗色など(比和科学博物館報告第43号 2004.3 大平)。(越佐昆虫同好会々報第63号(1986) 大平)
 越冬生態(月刊むし No.540, Feb., 2016 大平・山本) 、幼生期の知見(月刊むし No.549,Nov.,2016 大平・山本)
 壱岐で記録(さやばね N.S. No.23 Sep 2016 有本晃一)
 隠岐諸島の記録(ホシザキグリーン財団研究報告特別号第23号_2019.03_隠岐諸島産昆虫類の調査_林・門脇)
 本土と九州周辺島嶼の種に限ると、○後翅が退化している、 ハマベヒメサビキコリ(A.miyamotoi)、ハマベオオヒメサビキコリ(A.tsukamotoi)、ツシマヒメサビキコリ ○後翅は完全、 ヒメサビキコリ、コガタヒメサビキコリ、ミナミヒメサビキコリ(A.Kusuii)(コメツキムシ談話会#19同定お願いコーナー [549])。
 朝鮮半島や済州島からも報告(細川浩司氏蒐集の邦産コメツキムシ 地域甲虫自然史第2号 2006 日本甲虫学会 岸井)
 下甑島記録(SATSUMA No.162 Mar.,2019 甑島列島の甲虫類 今坂庄一)
(昆虫と自然 4(11), 1969 日本のコメツキムシ(Ⅱ) 大平)(月刊むし Jun.2005)
  (A TAXONOMIC STUDY OF THE JAPANESE ELATERIDAE (COLEOPTERA), WITH THE KEYS TO THE SUBFAMILIES, TRIBES AND GENERA Dec. 1987 岸井)23,24
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