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種(亜種)データ

連番 63 DNA/ID 0580
亜科 AGRYPNINAE サビキコリ亜科 Agrypnini サビキコリ族
Agrypnus (Sabikikorius) ryukyuensis
和名 リュウキュウホソサビキコリ (チョウガタホソサビキコリ (ミゾムネホソサビキコリ)) 命名者 Kishii, 1985
分布 Ishigakijima Is.,Iriomotejima Is.YaeyamaKuroshima Is.;
成虫活動(月)  3~7 サイズ小~大mm 12 24
情報  最初に三輪が沖縄本島からの標本に基づいて、Paralacon koshunensis Miwa, 1931 として記載したが、これは Paralaccon taciturnus Candèze のシノニムとした。その後、大平は koshunensis を taciturnus の亜種としたが、岸井は琉球に産するものは台湾とは異なるとして、taciturnus ryukyuensis という新亜種名で記載した (Some new forms of Elateridae in Japan (XVII) Bull. Of the HEIAN high school No.29 Jul 1985 岸井)。
 この位置づけは正しくないと大平は判断。Taciturnus は、ラオスからの標本に基づき記載した小型の種で、カンボジアからラオス、ベトナム、海南島あたりにかけて分布するとしている。台湾の kosyunensis タイプ標本は大陸に分布する taciturnus にきわめてよく似ている(昆虫と自然 27(1), 1992 コメツキムシ雑記XXXIV 大平)。
 花や果汁などに飛来するようであるが、灯火に飛来した例は知られていない。(比和科学博物館報告第42号 2003.3 大平)
(Kontyu,36(2) 1968 THE ELATERUDAE OF THE RYUKYU ARCHIPELAGO, V (Coleoptera) 大平)では、Adelocera(Adelocera) taciturna koshunensis (Miwa,1929)、チュウガタホソサビキコリで記述。
写真 標本データ  
写真情報 5.Ⅵ.2014西表島大富林道 河合秀樹採集、管理人所蔵    
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