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種(亜種)データ

連番 752 DNA/ID  
亜科 ELATERINAE コメツキ亜科 Megapenthini ツヤケシコメツキ族
Cateanus sonani
和名 ミスジツヤケシコメツキ(ソナンヒメツヤケシコメツキ) 命名者 (Miwa, 1934)
分布 OkinawaHonto Is.;
成虫活動(月)  4~6 サイズ小~大mm 7 8
情報  沖縄島において再発見(23.V.2023 沖縄県嘉手納町 関崚大採集)された。形態等について(沖縄島において再発見されたミスジツヤケシコメツキ、さやばねN.S.(52),Dec., 2023 鈴木)

 故江崎博士採集の1♀を検討した結果、日本から未知で会ったミスジツヤケシコメツキ属Cateanus SCHIMMEL,2004 に属することがわかったため、本種をミスジツヤケシコメツキ(和名改称)Cateanus sonani (Miwa,1934) として再記載し、過去の記録を見直した。(Elytra New Series 3(1),Sep.,2013 有本晃一)

 沖縄本島の那覇で故楚南仁博氏(南川仁博)が採集(25,VI. 1932)された標本に基づいて Miwa (1934) が新種として記載した美麗種で再記録が少ない種である。原記載以降,入江(1976)が沖縄本島の与那覇岳からヒメツバキの花に飛来した記録(1.VI. 1994)が唯一の確かな報告である(北九州の昆虫 No45.2 Dec 1998 大平)。 (甲虫ニュース No.36 Dec. 1976 入江)

 前胸部は黄赤色で,頭部,小盾板,上翅,それに体腹面などは黒色,触角は黒色(基部3節は黒褐色),肢は黄褐色である.台湾には類似種が分布している。原記載ではMelnoxαnthus sonaniとされているが,本種はMegapenthes属の種と思われるので,追加個体が得られた段階で詳しい調査をしたいと考えている(同上 大平)。

  (昆虫と自然 5(10),1970 日本のコメツキムシ(Ⅶ) 大平)では、体長10mm内外。
  (A TAXONOMIC STUDY OF THE JAPANESE ELATERIDAE (COLEOPTERA), WITH THE KEYS TO THE SUBFAMILIES, TRIBES AND GENERA Dec. 1987 岸井)192

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