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連番 |
774 |
DNA/ID |
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亜科 |
ELATERINAE コメツキ亜科 |
族 |
Megapenthini ツヤケシコメツキ族 |
属 |
Megapenthes |
種 |
shirozui taichii |
和名 |
シバタツヤケシコメツキ(アマミツヤケシコメツキ) |
命名者 |
Kishii, 1975 |
分布 |
AmamiOshima Is.; |
成虫活動(月) |
5~6 |
サイズ小~大mm |
7 |
8 |
情報 |
屋久島で白水博士が採集し記載以降、広い地域で類似種の分布が判明し、検討の結果、本土産は別亜種 narukawai 、対馬産は seinoi
、奄美大島産は taichii 、宮古島産は yagii 、小笠原母島産は yahiroi とした(昆虫学評論61(1),Jun.,2006
Kishii)。M. taichii アマミツヤケシコメツキとなるのは、Kishii T.,2006 A revisional study on
Megapenthes shirozui (Coleoptera : Elateridae) and its allied species from
Japan, with descriptions of four new taxa. Entomological Review of Japan,
61(1):55-68 において、種に昇格。
奄美大島の新村で採集された1雄固体に基づいて,KISHII(1975)により命名記載された亜種である。本亜種は非常に少ないらしく,原記載以降の記録としてはKISHII(1982)の宮古島があるにすぎない。筆者は与那国島で採集された本亜種を検することができたので記録しておく。1♂,与那国島樽舞,29.Ⅴ.2003,鶴智之採集(甲虫ニュース
No.150 Jun 2005 有本)
7mm,体は暗褐色頭部は黒色~黒褐色。前胸背板後縁角と肢は黄褐色である.基準産地の奄美大島産の個体との比較はできなかったが,奈良県産の個体と比較したところ,本亜種の方が体色はより暗色で,体幅は明らかに幅広い。また,前胸背板の点刻は,より大型で密に印する(上記甲虫ニュース)。
M. yoshihisai の記載論文(Elytra New Series 1(2),Dec,2011 有本)に比較された種は M. taichii
としている。
雌の記録で雌雄形態的差異(さやばねN.S. No.10 Jun. 2013 有本晃一)
(A TAXONOMIC STUDY OF THE JAPANESE ELATERIDAE (COLEOPTERA), WITH THE KEYS
TO THE SUBFAMILIES, TRIBES AND GENERA Dec. 1987 岸井)189b
属の検索表 (Gamepenthes, Abelater, Procraerus, Sawadapenthes, Megapenthes,
Melanoxanthus, Xanthopenthes, Hayekpenthes, Ganoxanthus)(昆虫学評論 22(2), Jul.,1970
大平)。
(Some New Forms of Elateridae in Japan(VIII) Bull. Heian High School Kishii
1975 )
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写真 |
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標本データ |
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写真情報 |
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