ホーム  部屋のTOP  データ一覧

種(亜種)データ

連番 810 DNA/ID 0717
亜科 ELATERINAE コメツキ亜科 Pomachlililiini ヒメコナガコメツキ族
Parabetarmon carinicephalus
和名 ヒメナガコメツキ (ヒメコナガコメツキ) 命名者 (Miwa, 1931)
分布 Iriomotejima Is.,Ishigakijima Is.,Yonagunijima Is.;Taiwan
成虫活動(月)  5~6 サイズ小~大mm 8 9
情報  石垣島名蔵で記録、砂質海岸の植生ビーティングで採集された(Elytra New Series 3(1),Sep.,2013 有本晃一)。
 まれ。今回,検した個体は日本産2例目として記録しておく。1♂,西表島大原,24-Ⅴ-1989,石井正雄(甲虫ニュース No.150 Jun 2005 有本)

 竹富島船浦,29-V-2003, E.Azegami (大阪市立自然史博物館所蔵甲虫類目録(3)コメツキムシ科 水野・岸井 2014)記録。

 琉球には、似たような褐色のコメツキムシが何種も知られているが、頭部に正中線に沿って明瞭な縦隆線を持つこと、前胸背後角の縦隆線は2本であること、後脚基節板後縁は後方に伸展し角張ること、跗節は単純で下面には毛を密生するが、膜状片を欠くこと、爪は単純であること、特徴的な雄交尾器の形状などで本種を識別することができる。夜9時に採集されたことから夜間活動性である可能性(与那国島で採集されたヒメナガコメツキについて さやばねN.S.23 Sep.2016 鈴木亙)。

 石垣島マングローブ後背湿地のイボタクサギ群落にて叩き網で採集。雌は未採集だが八重山諸島でこの時期・環境で調査すれば発見される可能性(【短報】イボタクサギ群落で採集されたヒメナガコメツキ さやばねN.S.44 Dec.2021 鈴木・花谷達郎)

 属設立(The Bulletin of Aichi Univ. of Education 19, Mar.,1970 The Elateridae of the Ryukyu Archipelago, VIII (Coleoptera) 大平)
  (昆虫と自然 5(10),1970 日本のコメツキムシ(Ⅶ) 大平)

  (A TAXONOMIC STUDY OF THE JAPANESE ELATERIDAE (COLEOPTERA), WITH THE KEYS TO THE SUBFAMILIES, TRIBES AND GENERA Dec. 1987 岸井)308

写真   標本データ  
写真情報      
 前ページ       次ページ