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種(亜種)データ

連番 843 DNA/ID  
亜科 ELATERINAE コメツキ亜科 Elaterini ナガコメツキ族
Sericus hiramatsui
和名 ヒメコガネホソコメツキ 命名者 (Ôhira, 1995)
分布 HONSHU,SHIKOKU,KYUSHU;
成虫活動(月)  5~6 サイズ小~大mm 8 9
情報  和歌山県の護摩壇山から平松広吉氏によって採集された1♂2♀を基に記載されました。当時は紀伊半島の特産種と思われていましたが、今ではあちこちからポツポツと記録があるようです。体色は本種の方がやや真鍮色寄りで光沢もほんの少しだけ強い様に思います(前種の方が緑が強い)。触角の色は雌雄同じで基部3節が黄褐色~暗褐色で4節からは黒色です。 体型も雌雄は大変よく似ており、メスは触角がやや短く体はやや太めで大型(mixi コメツキムシ談話会 #32 紀伊半島のコガネホソコメツキ類)。
 旧属名(Shirozulus)は亜属に。(?) 少ない。花に集まる。  岸井は、本種を京都市鞍馬山から雌個体で記載した Vuilletus bifoveolatus var. nobuchii (Kishii, 1955) と同じものとしている。(ねじればね100, Mar., 2002 岸井)

 平松広吉氏が和歌山県護摩ノ壇山で見出した、S. bifoveolatus (Lewis, 1894)コガネコメツキに類似するが、より小型で円筒形状である。前胸背板の点刻はより密に生じ、前方両側部にある1対の凹陥は浅く印することが特徴的。 Holotype:♂、22-V-1976、Paratypes:1♀、25-V-1974,1♀、22-VI-1993 same locality (Elytra 23(2),Nov.1995 New or Little-known Elateridae from Japan,XXXIII 大平)。
写真   標本データ  
写真情報  mixi コメツキムシ談話会(有本久之)    
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