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種(亜種)データ

連番 232 DNA/ID 0742
亜科 DENDROMETRINAE カネコメツキ亜科 Hemicrepidiini ツヤハダコメツキ族
Harminius nihonicus
和名 ニホンムネスジダンダラコメツキ 命名者 Kishii, 1979
分布 HONSHU,SHIKOKU,KYUSHU;
成虫活動(月)  5~9 サイズ小~大mm 10 15
情報  徳島県剣山で7月に採集された♂をホロタイプ、8月の♀♂をパラタイプとして記載。(Some New Forms of Elateridae in Japan (XIV), Bull. Heian High School, Kishii, 1979)
 本種は当初は新種として記載され、1983年に亜種(H. singularis の亜種) とされたが、Kishii(1987)は再び種として記載、現在に至る。その後、シコクムネスジダンダラコメツキ(H. kurotai)は、独立種とした。本種は広葉樹性の種で、主としてブナやコナラなどの落葉広葉樹林に分布しており、幼虫は朽木や倒木の樹皮下に生息していて捕食性である。成虫の発生は比較的遅く、7月中旬から8月下旬頃に現れ、灯火によく飛来する。(New Entomol.50(1,2),2001 大平 ニホンムネスジダンダラコメツキの形態について)
  大型強壮なガロアはよく見かけ、コガタの方が少ない。コガタとニホンは似た点もあるので、間違いやすいが、前胸が幅広で大きく、上翅末端が明瞭に裁断または僅かにえぐられているのがコガタで、ニホンは前胸は上翅とほぼ同じ幅で大きくなく、上翅末端も通常のコメツキのように丸くなるのみ。ニホンは本州中部地帯から南西日本各地で、四国・九州にも分布。(ねじればね100,Mar.,2002 岸井)
 独立種で記載(大阪市立自然史博物館所蔵甲虫類目録(3)コメツキムシ科 水野・岸井 2014)
(On some Elaterid-species from Japan,with the Description of two new Taxa ,Bull of the HEIAN high school No.27 Jul 1983 岸井)
(A TAXONOMIC STUDY OF THE JAPANESE ELATERIDAE (COLEOPTERA), WITH THE KEYS TO THE SUBFAMILIES, TRIBES AND GENERA Dec. 1987 岸井)102
写真   標本データ  
写真情報  mixi コメツキムシ談話会(渡辺昭彦)    
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