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種(亜種)データ

連番 347 DNA/ID 0192,0201,0208,0218,0349-0353,0440,0862(?),0863(?),0865
亜科 DENDROMETRINAE カネコメツキ亜科 Prosterini (Actenicerini) ヒラタコメツキ族(シモフリコメツキ族)
Actenicerus orientalis
和名 オオシモフリコメツキ 命名者 (Candèze, 1889)
分布 HOKKAIDO,HONSHU,Sado Is.,SHIKOKU,KYUSHU,Tsushima Is.;
成虫活動(月)  5~8 サイズ小~大mm 17 21
情報  普通。花にも集まる。
 最初にCandèze が記載してから、混同が見られ、大平がタイプ標本を検したところ、A. orientalis と A. pruinosus は別種であり、A. akitu はシノニムであることを明らかにした。  本種は山地性で、本州中部から近畿地方では、一般に標高500mから2,000mくらいまでの高地に分布している。開けた牧草地や草原や高原耕地の周辺部の雑木林に多く見出される。成虫は一般に6月から8月頃にかけて現れ、灯火に飛来した例は知られていない。  幼虫は、長野県美ヶ原の湿原に牧草下の土中から見出した(南紀生物 47(1), 2005 大平)
 ヨコヅナとの区別点は、・微毛班は暗褐色と褐色で構成され、灰色微毛はない(オオシモフリでは灰色微毛を交える) ・極めて大型(小型個体でも20mmを超える)・強い銅色(個体により緑~青色身を帯びることが多い)の金属光沢を持つ (コメツキムシ談話会#19同定お願いコーナー [531])。
(日本産シモフリコメツキ属の研究(2) Bull. Of the HEIAN high school No.24 Jun 1980 岸井)
 青森県に産するActenicerus属のコメツキムシについて(青森県立郷土館調査研究年報 第13号 1989-3 大平・下山健作)
(Elytra 36(1),May,2008 分子系統解析 大場・大平)
  ヒメシモフリヒラタコメツキで記述(昆虫と自然 5(9),1970 日本のコメツキムシ(Ⅵ) 大平)
  (A TAXONOMIC STUDY OF THE JAPANESE ELATERIDAE (COLEOPTERA), WITH THE KEYS TO THE SUBFAMILIES, TRIBES AND GENERA Dec. 1987 岸井)170
写真 標本データ  
写真情報  コメツキムシ談話会(渡辺昭彦)    
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