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種(亜種)データ

連番 549 DNA/ID 0821
亜科 MELANOTINAE クシコメツキ亜科 Melanotini クシコメツキ族
Melanotus (Melanotus) seniculus
和名 チャバネクシコメツキ 命名者 Candèze, 1873
分布 HONSHU,SHIKOKU,KYUSHU;
成虫活動(月)  4~8 サイズ小~大mm 7 9
情報  灯火に飛来する。低地性で一般に春頃に出現し、雑草地や河川の土手などの上を飛翔、ときに数頭の小集団で見られることも。(越佐昆虫同好会々報 No.74 1992 大平) (昆虫と自然 6(9),1971 日本のコメツキムシ(Ⅸ) 大平)

  6~8mm程度の小型のクシコメツキは結構難しいです。 この種は、小型で触角2・3節が極めて短く等長のようですね。このような種は国内から3種知られていまして、マルクビクシコメツキMelanotus fortnumi Candèze,1878のように見えますが、酷似種としてオオマルクビクシコメツキMelanotus niponicus Ôhira,1964も知られておりイマイチ自信がありません。地域変異もあるようでやっかいですがとりあえず以上のどちらかでしょうね。もう一種はチャバネクシコメツキMelanotus seniculus Candèze,1873で、やや小さくスレンダーで上翅は赤褐色ですので区別は容易です。この3種は春季に主に河原などの草原的な開放環境で採れる虫(コメツキムシ談話会#19同定お願いコーナー [475])。

  (A TAXONOMIC STUDY OF THE JAPANESE ELATERIDAE (COLEOPTERA), WITH THE KEYS TO THE SUBFAMILIES, TRIBES AND GENERA Dec. 1987 岸井)432 : M.(kensakulus)

写真 標本データ  
写真情報  20.Ⅳ.2019 千葉県佐倉市下志津 管理人採集・所蔵    
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