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種(亜種)データ

連番 793 DNA/ID  
亜科 ELATERINAE コメツキ亜科 Megapenthini ツヤケシコメツキ族
Agaripenthes tsutsuii
和名 ウスグロホソキコメツキ 命名者 (Nakane et Kishii, 1955)
分布 TokaraNkananosima Is.,TokaraSuwanosejima Is.;
成虫活動(月)  5~7 サイズ小~大mm 4 4
情報  成虫は各種の樹木の花に飛来するようであるが,詳しいことは何も判明していない現在のところでは中之島と諏訪之瀬島にのみ分布する種である. 北海道から屋久島にかけてはヒメホソキコメツキP(A.) helvolus (Candèze,1873) が分布し,奄美大島から沖縄本島にかけてはナガオホソキコメツキP.(A) nagai Ôhira,1968 が分布しているが,それぞれの種は,形態上からも他の種とは明確に識別することができる。その他, 日本に分布が知られている種の中では伊豆三宅島や御蔵島に分布するイズホソキコメツキP.(A) watanabei Ôhira, 1968や屋久島から記録されたヤクシマホソキコメツキ P.(A) shibatai Kishii 1969 は相互によく類似しており,系統的にも近いものと考えられる(北九州の昆虫 No.44.1 Feb 1997 大平)。
 (比和科学博物館報告第53号 2012.2.20 大平・槇原)では、「Agaripenthes 亜属として分類したが、この亜属を属として扱う向きもある」と記載されている。
  (昆虫と自然 5(10),1970 日本のコメツキムシ(Ⅶ) 大平)
  (A TAXONOMIC STUDY OF THE JAPANESE ELATERIDAE (COLEOPTERA), WITH THE KEYS TO THE SUBFAMILIES, TRIBES AND GENERA Dec. 1987 岸井)203
 属の検索表 (Gamepenthes, Abelater, Procraerus, Sawadapenthes, Megapenthes, Melanoxanthus, Xanthopenthes, Hayekpenthes, Ganoxanthus)(昆虫学評論 22(2), Jul.,1970 大平)。

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