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種(亜種)データ

連番 780 DNA/ID  
亜科 ELATERINAE コメツキ亜科 Megapenthini ツヤケシコメツキ族
Melanoxanthus melanocephalus
和名 ツマグロキコメツキ(ツマグロヒメツヤケシコメツキ) 命名者 (Fabricius, 1781)
分布 OkinawaHonto Is.,Ishigakijima Is.,Yorontou Is.,Kitadaitojima Is.,Minamidaitojima Is. ; India,Hawaii Iss.,Line Iss.,Samoa, POLYNESIA
成虫活動(月)  5~8 サイズ小~大mm 7 8
情報  本種はアフリカ東岸からブラジル地方にかけての熱帯地方のほぼ全域に分布することが判明している。本種がこのように各地に広く分布するのはきわめて興味深いが,分布拡大に海流や気流も含めて,何が関与しているのかを知るための生態や幼虫などについての情報は殆ど判明していない。本種の一般外形や雄交尾器の形態などから推察して,本種が基準種になって作られているMelαnoxαnthus属はMegapenthes属やAbelater属などに近縁の属と思われるが,触角が短く,第4節からの鋸歯が顕著で,第2,3節が短小でほぼ等長であるとか,上翅の末端が切断状であるなどの特徴だけでは,これら類似属との識別は難しいと思われるし,熱帯地方で多数記録されているMegapenthes属の種の中にも,本属に移さねばならないものもあるので,今後さらに近属の種も詳しく調べて,この属の実態を明らかにしたいと考えている。本種は前述のように,分布は広いがどこでも得られる個体数は少なく,琉球列島でも今までに数頭しか見い出されていない(北九州の昆虫 No.45.2 Dec 1998 大平)。
 ゲットウの花に飛来(月刊むし No.430, Dec.,2006 ツマグロコメツキ南大東島に分布 大平)
 分布と生態(さやばね N.S. No.27 Sep. 2017 大東諸島のコメツキムシ相 有本晃一)。
  (昆虫と自然 5(10),1970 日本のコメツキムシ(Ⅶ) 大平)では、ツマグロヒメツヤケシコメツキで、体長9mm内外。
  (A TAXONOMIC STUDY OF THE JAPANESE ELATERIDAE (COLEOPTERA), WITH THE KEYS TO THE SUBFAMILIES, TRIBES AND GENERA Dec. 1987 岸井)193
 属の検索表 (Gamepenthes, Abelater, Procraerus, Sawadapenthes, Megapenthes, Melanoxanthus, Xanthopenthes, Hayekpenthes, Ganoxanthus)(昆虫学評論 22(2), Jul.,1970 大平)。

写真   標本データ  
写真情報  mixi コメツキムシ談話会(有本久之)    
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