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種(亜種)データ

連番 948 DNA/ID  
亜科 ELATERINAE コメツキ亜科 Synaptini クチブトコメツキ族
Parasilesis scabripennis
和名 トビイロクチブトコメツキ 命名者 Lewis, 1894
分布 HONSYU,KYUSYU;
成虫活動(月)   サイズ小~大mm 7 9
情報
 本種は、トビイロクチボソコメツキ Glyphonyx scabripennis (Lewis, 1894) であると考えられる。

 本種とトビイロクチブトコメツキについては、大平(1964)で Glyphonyx に整理し、和名もトビイロクチボソコメツキとした。一方、三輪氏や岸井氏はSilesis属としている。岸井氏の扱いでは、新潟、石川、東京、隠岐、熊本を分布に取り上げている。やはり 、Glyphonyx 属が妥当(KOROSANA (92), dec.,2019, 正木 清)


 最初の記録では、Silesis 属で記載しているが、検討の結果、Parasilesis新属の設立、Kishii設立のOkinawana属がSilesis属のシノニムであると判断(昆虫学評論45(1),Jun.,1990 大平)。

(昆虫と自然 6(11), 1971 日本のコメツキムシ(Ⅹ)大平)では、Glyphonyx scabripennis Lewis, 1894 で記述

 Silesis scabripennis Lewis で解説。(Some New Forms of Elateridae in Japan (XI), Bull. Heian High School, Kishii, 1976)。


 隠岐諸島の記録(ホシザキグリーン財団研究報告特別号第23号_2019.03_隠岐諸島産昆虫類の調査_林・門脇)に整理された記録については、門脇は(隠岐諸島の甲虫類目録(1930-2011)ホシザキグリーン)で大平(1999)の見解「隠岐諸島から記録された本種は、クチブトコメツキに相当するものである。」を註としている。

  (A TAXONOMIC STUDY OF THE JAPANESE ELATERIDAE (COLEOPTERA), WITH THE KEYS TO THE SUBFAMILIES, TRIBES AND GENERA Dec. 1987 岸井)370

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